グリーン調達基準とはに関連するイメージ写真

用語集

グリーン調達基準とは

法規制とは別に、取引先ごとに存在する「もう一つの基準」を扱います。

グリーン調達基準は、企業が原材料・部品を調達する際に、サプライヤーに対して求める環境・化学物質関連の自主基準です。RoHS指令やREACH規則などの法規制を満たすことを前提としつつ、それに加えて自社独自の対象物質や管理要求を定めている企業が多くあります。

法規制との違い

法規制は国・地域ごとに定められた最低限の基準ですが、グリーン調達基準は各企業が自社の方針に基づいて独自に設定するものです。そのため、法規制の対象物質より広い範囲の物質を対象にしていたり、法規制の閾値より厳しい自主基準を設定していたりする場合があります。取引先から「弊社のグリーン調達基準を満たしてください」と依頼された場合、それが法規制と同じ内容なのか、それより厳しい独自基準を含むのかを確認する必要があります。

調査の様式

グリーン調達基準に基づく調査は、chemSHERPAのような業界共通の様式を使う場合もあれば、取引先が独自に作成した調査票(Excelシートなど)を使う場合もあります。複数の取引先とやり取りする事業者は、それぞれの様式・対象物質の違いを管理する負担が大きくなりがちで、対象物質を横断的に一元管理しておく体制が実務上重要になります。

実務でのつまずきどころ

グリーン調達基準の中には、法規制の改正を反映しきれておらず、古い対象物質リストのまま更新されていないものもあります。取引先から届いた調査票の対象物質リストが最新の法規制と食い違っている場合は、確認のうえで取引先にすり合わせを依頼することも、実務上必要になることがあります。

グリーン調達基準は法規制と同じ内容ですか

企業によります。法規制を満たすことを前提としつつ、それより厳しい自主基準や、法規制にない独自の対象物質を含んでいる場合が多くあります。

複数の取引先のグリーン調達基準に対応するにはどうすればよいですか

対象物質を横断的に一元管理し、chemSHERPAなど共通の様式で整理した成分情報を土台に、各取引先の様式に変換して提出する運用にしておくと、対応の負担を減らせます。

  • 用語集
  • グリーン調達基準