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用語集

難燃剤とは

PBB・PBDEという個別物質の一段上にある、より広いカテゴリーを扱います。

難燃剤は、プラスチック製品やケーブル被覆などに添加して、燃えにくくするための化学物質の総称です。臭素系、リン系、無機系(水酸化アルミニウムなど)といった系統に分かれ、電気電子機器では安全規格(難燃性の等級)を満たすために広く使われています。

RoHS指令で規制されている難燃剤

難燃剤のうち、臭素系のPBB(ポリ臭化ビフェニル)とPBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)は、EU RoHS指令の規制対象物質に含まれています。閾値は均質材料あたり0.1重量%です。一方で、リン系や無機系の難燃剤は、2026年9月時点でRoHS指令の直接の規制対象にはなっていません。

代替品にも注意が必要な理由

PBB・PBDEの規制を受けて、多くのメーカーがリン系難燃剤や無機系難燃剤への切り替えを進めています。ただし、代替先の難燃剤についても、REACH規則のSVHC候補リストへの追加検討など、新たな規制の動きが出てくることがあります。「難燃剤をPBB・PBDEから切り替えたので対応完了」と考えるのではなく、切り替え後の難燃剤についても継続的に規制動向を確認しておくことが実務上重要です。

含有化学物質調査での確認ポイント

難燃剤を使用しているプラスチック部品では、単に「難燃剤を使用」とだけ記載するのではなく、具体的にどの系統・物質の難燃剤を使用しているかまで確認しておくと、規制物質(PBB・PBDEなど)に該当するかどうかを正確に判定できます。

リン系難燃剤はRoHS指令の対象ですか

2026年9月時点で、リン系難燃剤はRoHS指令の直接の規制対象にはなっていません。ただし個別の物質によっては、REACH規則など他の規制の対象になっている場合があるため、使用している具体的な物質を確認することが重要です。

難燃剤を使っていること自体が問題になりますか

難燃剤の使用自体は問題ではありません。問題になるのは、PBB・PBDEのようにRoHS指令などで規制されている特定の物質を、閾値を超えて使用している場合です。

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