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用語集

PFOAとは

PFOSと並んで規制が先行しているPFASの代表的な個別物質です。

PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、PFAS(有機フッ素化合物)に分類される個別物質の一つです。かつては調理器具のフッ素樹脂コーティングの製造工程や、繊維の撥水加工などに使われていました。ストックホルム条約の第9回締約国会議(2019年)で附属書Aに掲載され、国際的に製造・使用が禁止される方向へ進んだ物質です。

日本での規制

日本では、化審法に基づき2021年に第一種特定化学物質に指定されました。PFOSの指定(2010年)より後ですが、これも原則として製造・輸入が禁止され、限定された用途でのみ例外的に使用が認められる扱いです。輸入禁止対象となる製品のリストも定められています。

水道水質基準

2026年4月1日から、水道水質基準としてPFOSとPFOAの合計値50ng/Lという基準が施行されています。個別の物質ごとの基準ではなく、両者を合算した値で判定される点に注意が必要です。

PFHxSとの関係

PFOA・PFOSがすでに規制されている一方、より最近に問題視されたのがPFHxSです。PFHxS関連物質は2025年12月に化審法第一種特定化学物質への指定が閣議決定され、2026年6月17日に施行されました。PFAS規制は物質ごとに規制の進み具合が異なり、PFOA・PFOSが先行し、PFHxSがそれに続く形で規制対象が広がっています。

PFOAを含む製品は今も流通していますか

第一種特定化学物質に指定されているため、原則として新規の製造・輸入はできません。ただし過去に製造された在庫品や、限定的に認められた用途での使用が残っている可能性はあります。

PFOAとPFHxSはどちらが先に規制されましたか

PFOAは2021年に、PFHxS関連物質は2026年6月17日施行の指定と、PFOAのほうが先に規制対象になっています。

過去の用途と現在の代替

PFOAはかつてフッ素樹脂の製造助剤として使われていましたが、規制強化を受けて、製造工程自体が代替技術に切り替えられています。現在市場に流通しているフッ素樹脂製品の多くは、PFOAを使わない製法で作られていますが、輸入品では製法の確認が難しい場合もあります。

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