「仕入先から回答が来ないので分析に出すしかない」。この結論に至る前に、金額の桁を知っておく価値があります。RoHSの主要項目なら数万円ですが、SVHCの全項目になると1検体20万円前後です。品番が10点あれば200万円になります。
社内で稟議を通すときも、上司に説明するときも、まず桁が要ります。
入っているもの
| ページ | 内容 |
|---|---|
| 1 | RoHS・フタル酸エステル・SVHCの公開料金(ラボ別) |
| 2 | PFASと水質・食品系の料金、ミニマムチャージと納期 |
| 3 | 相場としての結論(項目別のレンジ)と、税込・税抜の注意 |
| 4 | 分析に出す前の切り分けフロー、見積依頼で伝える6項目 |
料金はいずれも各社が公開している価格です。税込表示のラボと税抜表示のラボが混ざっているため、表の中に区別を明記しています。
レンジとしてまとめている項目は、水質2項目、水質3〜4項目、製品・樹脂中のPFOS/PFOA、食品・農畜水産物、SVHC全項目の5つです。
向いている人
- 分析を出すかどうかを判断する立場の人
- 上司や経営層に費用を説明する必要がある人
- 相見積もりを取るときに、提示額が高いか安いか判断できずにいる人
- 顧客から分析データを求められ、自社負担になるか交渉する必要がある人
使い方
まず4ページ目の切り分けフローを見てください。分析が本当に必要な場面は、思っているより少ない。仕入先からの回答、SDS、既存の分析成績書で足りることがあります。
そのうえで出すと決めたら、1〜3ページで桁を確認し、4ページ目の6項目を書いて見積依頼を出します。検体の作り方(どこを切り出すか、何点まとめるか)で金額が数倍変わるため、依頼前に読んでおくと差が出ます。
価格の出どころと、ラボごとの納期や特急対応の有無は分析費用の相場(RoHS・SVHC・PFAS/2026年実勢)に書いています。PFASについては対象範囲の切り方から決める必要があるため製品に含まれるPFASはどこまで調査対象になるのか(2026年版)も合わせて読んでください。
価格は各社の改定で変わります。この資料の数字は2026年9月時点の公開値です。発注前にかならず現在の料金表を確認してください。